2005年05月17日

天才の創り方?

脳を鍛える大人の音読ドリル―名作音読・漢字書き取り60日’‘自分の脳を自分で育てる―たくましい脳をつくり、じょうずに使う’の著者で有名な川島隆太教授(東北大)が、インパクトのある題名を持つ著書‘天才の創りかた’を出版しました。

川島隆太天才の創りかた.jpg 脳科学者の川島隆太教授は、冒頭から、IQ、EQ、遺伝で脳力は決まらないと断言します。重要なのは脳の前頭前野(創造力や言葉をつくりだす部位)です。前頭前野は、3歳まで急激に発達し、その後緩やかな変化をした後、再び12歳ごろから18歳にかけて急激に発達します。従って、0歳から3歳までの乳幼児には、父母がたくさん話し掛け、触れ、自分たちの真似をさせ、真似ができたら心から喜んでみせることが大切です。

 脳科学者の川島隆太教授は、脳の活性化を科学的に示すために、血流量アップを三次元的に検出する方法で行っています。その結果、『創造力をたくましく鍛えるために、音読や単純計算でトレーニング』が導かれました。巷で広く信じられている<天才>=<右脳の使い手>という式は全くの間違いであると判断されたのです。天才は左脳前頭前野部の使い手が正しいのです。

 実際にこの方法(簡単な計算)はまず老人ホームで検証されました。軽度の痴呆症の人たちが記憶を取り戻す例が続出したそうです。

 この方法がすばらしいのは、何歳で行っても創造力がアップすることです。一般の人たちには読書を勧めています。まずはじめの数分を音読してから、早めのスピードで読むと効果が高くなるそうです。

 脳を活性化する行動についてまとめてあります。
1) 手の指を使って何かをつくりだすこと(編物・りんごの皮むきなど)
2) 家族や友人と会話をすること(相手の目を見ながら、気持ちを考えながら)
3) 芸術活動をすること

 注意点が述べてあります。
1) 朝食は必ず取ること(脳はブドウ糖が必要。脳の働きのいいのは午前中!)。
2) 酒は飲まないほうが望ましい(飲みすぎは脳の脱水を引き起こす)。
3) 睡眠は十分とること。

 反対に癒されているときは、前頭前野の血流が減っています。面白いことに初対面で極度に緊張しているときも、同様の現象を示しています。また、テレビゲーム(やり慣れたもの)をしているときも前頭前野の血流は減少するのです。

 もちろん、基礎基本のトレーニングで鍛えた脳に、応用する経験をさせて初めて応用力がつきます。読書・簡単な計算をするだけでひらめくのではなく、トレーニングで活性化した脳に経験や情報をプラスしたあとでひらめきが出てくるわけです。

 100ます計算<教育技術MOOK>陰山メソッド 徹底反復「百ます計算」)についてはよさそうだという感じはしていました。川島教授により科学的にも裏づけされ、これから読書で脳を活性化してきたいと強く感じました。

 次回は1週間以内に更新の予定です。

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posted by エムストーン at 13:55| Comment(0) | TrackBack(2) | 教育・スキルアップ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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