2005年04月26日

一兆円儲かる会社とは?

 1兆円もうけを出すトヨタ-不況という言葉がまったく当てはまらない会社。今日のニュースによると、奥田碩会長は、米ゼネラル・モーターズ(GM)の業績悪化について、「GMの現状を憂慮している。自動車は米国の象徴産業で、昔のような経済摩擦、貿易摩擦は起きないにしろ、(日本の自動車産業に)何らかの影響が出る」との見方を示したうえで、「技術提携をしたり、値段をいじったりする必要がある」などと述べ、米国でトヨタ車を値上げする(売れにくくする)可能性を示唆しました。(朝日新聞4/25) なぜこんなに強いのでしょうか?

トヨタ.jpg 片山修著”トヨタはいかにして「最強の社員」をつくったか”は、トヨタの強さを解明しようとした本です。トヨタの強さの象徴として、’人をつくらなければ、モノづくりははじまらない’という標語を挙げています。

 トヨタでは、たえず改善しようとする認識があると述べられています。そして以前は、専門技術だけでなく、システムの問題点を指摘し改善しようとすることもあわせて、人物の評価がされました。

 団塊の世代が管理職の年代になるとき、ポストが足りなくなることは明白でした。そこで、10年以上前から組織改革にのりだしたのです。
1)事務系:部長・課長・係長のような縦の関係を廃止。マネージャー職・スタッフ職を設置。スタッフ職は、社外・海外で通用する高度な専門性を持つとしました。
2)技術系:班長・工長などの縦の関係を廃止。リーダー・エキスパートを設置しました。たとえば海外で事業を開始するときは、エキスパートがリーダーになることや、その逆もあることを示し、専門能力の高さが評価されることを明確にしました。

 以前なら管理職になった年代で現場で働く人たちのやる気を大事にするために、専門の技術を高く評価する制度にしました。大会社のメーカーでは、通常退職や子会社への出向で解決を図るところを、トヨタでは、そのまま働いてもらおうとしたのです。

 トヨタでは、社長以下重役と組合員が話し合う場が年4回以上設定されています。また、社内団体の懇親会で、社内の交流を深めています。大会社にもかかわらず、事務と技術の人たちがお互いに良く知っており、情報交換があらゆる段階でなされているのも強みであるとされています。

 片山修著”トヨタはいかにして「最強の社員」をつくったか”は、トヨタの強さの一面をあきらかにしていると思います。成功するためには、明確な目標を持つこと(共有すること)、人を大事にすることが必要であると感じました。

 次回は1週間以内に更新の予定です。

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posted by エムストーン at 13:54| Comment(2) | TrackBack(2) | 自己啓発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
エムストーンさんこんにちは!ブルースメ〜ン♪です

この記事もとても素晴らしいです☆
特に最後の4行のあたり!
とても大切だと感じました☆
よーし!頑張るぞー☆

感謝&応援 ポチッ
Posted by ブルースメ〜ン♪ at 2006年12月22日 09:37
ブルースメ〜ン♪さん、こんばんは!

大成功している企業にはたくさんの秘訣があると思います。
いいところは学んでおきたいですよね〜♪
Posted by エムストーン at 2006年12月23日 00:07
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