2005年04月18日

バカの壁?-常識と知識の違いとは?

 本屋さんによって、山積みしている本が微妙に違います。いくつか見て回ると各本屋さんでいろんな本が目に付きます。最近2003年に凄い話題になりながらまだ目を通していなかった養老孟司著"バカの壁"ついて読んで見ました。
 
養老.jpg 著者はまず常識知識は違うという話から始めます。常識とは”わかる”ということ。体感して実感できたものです。知識は単に情報を知っていること。著者は、最近情報が身近に氾濫していることで、常識知識と錯覚している人が多いことを嘆いています。錯覚している人は、”どうしたらいいのでしょうか?”というような問いを発し、すべてのことが”わかる”と考えていると述べています。つまり、単なる情報入手を”わかる”ことと誤解しているのです。

 さらに、脳の中の係数について話は進みます。人によって関心のあることは違います。たとえば、出産について女性は一般に強い興味を持ち、出産の映像からいろんなことを見出します。一方、男性は”わかった”ことといって何も見出せません。(もちろんこの”わかった”は常識ではなく単なる知識のこと。)このように、同じできごとでも関心があるかないかの係数が存在すると主張しています。それは、脳の働きによるものだけれども、関心があるかないか・大きいか小さいかの単純なものであるとしています。したがって、係数の違うものについて人が分かり合えるはずがない”と説きます。

 また、最近”個性”を伸ばそうということが多く言われることに対しても反論しています。個性とは本来全ての人が持っているもので作り出すものではなく、文明の発展が”個性”と反対の「共通了解」の追求でなされてきたものであることをあげています。たしかに、おのおのが”個性”を主張していたのではなく、共通認識が広まって文明が発達してきたのは事実でしょう。

 以上第3章までの話です。久しぶりに脳にいい刺激になったと思います。成功実現の為に脳について、”わかる”ということを認識することは大切なことと思います。

 内容が多いので、つづきは別の機会に述べたいと思います。

 次回は一週間以内に更新の予定です。

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posted by エムストーン at 16:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 自己啓発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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